渡辺みり愛生誕祭2018
スタジアムで野球を観るのにホットコーヒーが欠かせない時期になってきた。
去年の今頃は、横浜DeNAベイスターズがリーグ3位から日本シリーズに進出し大いに盛り上がりを見せていたな、と感傷に浸る。
今年は残念ながら4位に甘んじ、またその夢を見ることは出来なかったが、来年への希望はある。そんな話をしたい。
言うまでもなく、今日は彼女にとって、またファンにとってもメモリアルな日であることは間違いない。
まず、19歳の誕生日おめでとう。
さて、ここからが本題である。
10/27 パシフィコ横浜で行われた21st個別握手会。2部終わりに彼女の生誕祭があった。
その中のスピーチで彼女はこう語っている。
「今年は色んな経験をさせてもらった」
本当にその通りだと思う。
個人としては、『ミュージカル 美少女戦士セーラームーン』が記憶に一番色濃く残っている。何事もそうだが、その道のプロと同じ空間を過ごすということはかなりのストレスがかかる分、得るものも大きい。
6月公演は団結力が光っていたが、9月公演ではその団結力に個々の良さが加わり、おそらくこの舞台は2公演でワンセットなのかな、なんても思った。
また、演じた水野亜美は、渡辺みり愛の『Another story』であると自分は感じている。それくらい似ている部分があったし、仲間と共に成長していくところ、大人っぽさの間に垣間見える気弱さや幼さといったところはまるで本人である。
そして、10月上旬のアンダーライブだ。
季節は秋となり、冷たい風が吹きすさぶ札幌の街でひときわ熱を放っていたし、待ち望んだ甲斐があった。
個人的ハイライトではあるが、3期生の佐藤楓、阪口珠美とユニットを組んで披露した『人生を考えたくなる』が本当に良かった。
スタイル的には2人に劣るが、身体を目一杯に使うダンス、そして表情で感情を表現する力はやはりトップクラスのものであった。
12月に控える東京公演も楽しみである。
こうして1年を振り返るのも悪くない。とても短く感じたものも記憶を辿ると永遠の道のように長く感じる。
仮に選抜に入っていればどうだったのだろうかと考える時もあるが、間違いなく少しずつではありながらも成長をしているし、神宮の『風船は生きている』で表舞台に出る機会もあった。それもいい経験だろう。しかし生誕祭ではその曲を使わなかった。あえてなのかは定かではないが、そこから一歩踏み出す決意のようにも捉えられる。
ベイスターズファンとして、渡辺みり愛を応援するひとりとして、熱く立ち上がり、歩き出す。「愛は強い。丈夫なんだよ」の想いを胸に。